ノルレボを使っても避妊に失敗することはある!

ピルは経口避妊薬のことですが、ピルにも種類があり日頃から服用して妊娠しにくい身体にする低用量ピルと妊娠の可能性があるセックスをしたあとに緊急的に使用するアフターピルです。
いずれの場合も女性ホルモンを補充することによって、排卵の抑制と着床の阻止を行うというもので、仕組みとしては人為的に妊娠した状態を作ることにより妊娠を阻止するというものです。

ホルモンバランスを変える作用があるため、ピルを服用するとさまざまな副作用が発生します。
これが軽度な場合もありますし、重度な場合もあります。
低用量ピルは急激な変化を避けるために定められた量を継続的に服用することで副作用を抑えるというものです。
一方でアフターピルの場合には改善されたものもありますが、中用量であるため副作用が出やすいリスクがあります。

低用量ピルは正しく使用すれば高い避妊効果を得ることができますが、21日または28日連続で服用する必要があり、1度でも飲み忘れがあると避妊に失敗するケースもあります。
このため飲み忘れがないように注意しなければなりません。
一方でアフターピルはその性質上妊娠の可能性があるセックスを行った72時間以内に服用しなければ効果がありません。
また時間が経てば経つほど、失敗率が高くなるため妊娠を望まないのであれば、迅速に対応する必要があります。
従来のヤッペ法と呼ばれるものでは中用量のピルが使われ2回服用する必要があり、特に副作用が出やすく嘔吐するケースもあります。
このため必ず医師の診察および経過観察を受けることが重要です。

一方で一般にアフターピルと呼ばれるのがノルレボなどで、こちらはヤッペ法とは異なり1錠の服用で済み、また嘔吐などの副作用が出にくいメリットがありますが、やはりいずれにしてもホルモンバランスの変化が起こるため副作用に関しては個人によって差が大きく出ます。
なお、服用することでいわば人工的に生理を起こさせるため出血が発生します。
出血ははやくて1から3日で遅くても3週間の間に見られます。
この出血が身体に成分が浸透したかを知る基準になります。

また低用量ピルにしてもアフターピルにしても避妊率は100%ではなく妊娠の可能性が極めて小さいだけであり、過度な期待はせずに他の避妊法と合わせて使用するといったことが大事です。

市販の妊娠検査薬で陽性ならほぼ100%妊娠

アフターピルはその性質上、72時間以内の使用でなければ効果を得ることができません。
低用量ピルは正しく使えば100%近い避妊率がありますが、妊娠の可能性があるセックスをしたあとに妊娠を阻止するアフターピルの場合には平均すると80%と言われています。

ただ服用のタイミングから見れば、12時間以内であれば95%以上、24時間以内であれば90%以上で妊娠を阻止することができます。
ただ反面で24時間以降となるとその避妊率は下がります。
ただヤッペ法が中用量ピルを使ったものであるのに対してノルレボ錠は避妊を目的として専用に開発されたもので、効果も変わってきます。

ヤッペ法では副作用が強く出て嘔吐するリスクが高いとされますが、ノルレボであれば、それら副作用が少ないメリットがあるほか1回の服用で済みます。
ノルレボを使った場合には72時間以内であれば80%程度の避妊効果があります。
しかし、やはり100%ではないため、あくまでもアフターピルは緊急避難的に行うものといえます。

アフターピルを使用したあとに実際に避妊に成功しているかを調べるには妊娠検査薬を使う必要があります。
服用して体内にその女性ホルモンが残留している時に妊娠検査薬を使用すると陽性反応が出てしまう場合があります。
このため妊娠検査をする際には女性ホルモンが抜けきった状態で行うことが重要です。
妊娠検査薬で陽性反応が出た場合には避妊に失敗していると考えられます。
このためより詳しい検査を受ける必要があります。
なお、アフターピルでは子宮への着床を阻止する作用がありますが子宮外妊娠となってしまう場合にはその効果を得ることができません。
子宮外妊娠でも妊娠検査薬では陽性反応が出るので失敗したさいには子宮外妊娠となっている可能性もあります。