ピルを服用して飲酒しても大丈夫?

薬を服用している祭のアルコールは一般的には控えるべきでしょう。
とくに会社務めなどの方は仕事の終わりに仕事仲間といっしょにお酒を飲むといったこともあるでしょう。

低用量のピルの場合、毎日飲まなければいけない薬ですがこの間、まったく飲酒を控えるというのはスケジュール的にも難しいという方もおられるかもしれません。
ですがじつは低用量のピルは、服用中にアルコールを摂取したとしても、ピルの効果が無くなってしまったり、カラダになんらかの悪影響を及ぼすといったことはほとんどないのが特徴です。
むしろお酒好きな方にとっての禁酒は過度にストレスをためこむことにもつながってしまいますし、毎日お酒を飲むほどではないような方でも、ピルの服用を理由に飲み会などを断念したり、自分だけソフトドリンクですませたりする必要はないのです。

これはピルが女性の体の中で生成されている女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンがそのおもな成分となっているからです。
これら女性ホルモンは、飲酒などによるアルコール摂取にはほとんど影響されないということが判明しているのです。
だからといって嘔吐するほどのお酒の飲み過ぎはもちろん禁物ですし、それによってピルの服用を忘れてしまうようなことも避けなければいけません。
とくに低用量のピルの場合ですと、たった一日の服用のしわすれでも、妊娠の可能性が出てくるので、じゅうぶんに注意しておかなければいけません。

また、ピルの服用はできるだけ毎日同じようなタイミングでの摂取がのぞましいです。
たとえば就寝前に服用している方ですと、夜遅くまでの飲み会などでは途中でピルを飲む時間がきてしまいますので、思わずピルの服用を忘れてしまいがちになりますので注意が必要です。
もちろんお酒が次の日まで残ってしまうほど飲んで、翌日にピルといっしょに嘔吐しまうようなこともありえますので、お酒の飲み過ぎには気を付けるようにしましょう。

ピルとタバコの相性は最悪

ピルはお酒との相性はそれほど悪くありませんが、タバコとの相性は最悪といってもいいくらいなのです。
これは場合によっては、生死のかかった重大問題にまでなってしまうこともありえるのです。
これはピルの大きな副作用のひとつである、血栓症がタバコが原因となって引き起こされるケースがあるためなのです。

普通ピルは年齢が35歳以上で、日にタバコを15本以上も吸うような方は禁煙をしなければ服用できない決まりになっています。
これはタバコに含まれているニコチンが血管を縮めてしまうことがあるためであり、さらにピル自体にも血液を固まらせてしまう効果があるからなのです。
それらピルとタバコの作用を併せると、血栓ができてしまう危険性が格段に高まってしまいます。
35歳というのも、血流が悪くなっていきがちな年齢ですので、尚更リスクが増えてしまうためです。

血栓症になってしまうと血管内の血液に固まりができてしまい、血管が詰まりやすくなります。
その結果、細胞組織が壊死してしまったり、脳卒中や心筋梗塞になる恐れも出てきてしまいます。
運よく血栓がはがれたとしても、血栓が血管のなかを移動していってしまうので、とくに毛細血管の多い脳や心臓にたどり着いた場合、やはり脳卒中や心筋梗塞のリスクは避けられなくなってしまいます。

そのほかに考えられる大きなリスクとしては、高血圧症の方でピルを服用している場合です。
この場合で喫煙しているとさらに死亡リスクが高くなるともいわれていますし、脳出血の危険性も数倍に増えることがわかっています。
このような理由からピルを服用する方は、タバコを吸うのはできる限り控えて禁煙したほうが方が賢明であるといえるのです。